ロジクールの人気マウス「MX ANYWHERE」シリーズから登場した最新モデル「MX ANYWHERE 3S」。
本記事では、前モデル「MX ANYWHERE 3」との違いを徹底比較し、購入を検討している方に向けてわかりやすく解説します。
MX ANYWHERE 3Sとは?シリーズの特徴と立ち位置
ロジクールのMXシリーズは、高性能でクリエイターやビジネスパーソンに人気のマウスラインです。
その中でも「MX ANYWHERE」は、“どこでも使えるモバイルマウス”として位置づけられています。
MX ANYWHERE 3Sは、従来モデル「MX ANYWHERE 3」のデザインやサイズ感を受け継ぎながら、センサー性能や静音性が大幅に強化された進化モデルです。
外出先でもストレスなく作業できるよう設計されており、特にノートパソコンを持ち歩く方やテレワーカーにおすすめの一台です。
MXシリーズの特徴である「MagSpeed電磁スクロールホイール」も健在で、精密な操作とスムーズなスクロールを両立しています。
MX ANYWHERE 3Sのスペック一覧表
以下は、MX ANYWHERE 3Sの主な仕様を一覧にまとめたものです。
比較の参考として、前モデルMX ANYWHERE 3の仕様も併記しています。
| 項目 | MX ANYWHERE 3S | MX ANYWHERE 3 |
|---|---|---|
| 発売年 | 2023年 | 2020年 |
| センサー方式 | Darkfield 高精度センサー | Darkfield 高精度センサー |
| 解像度(DPI) | 最大 8,000 DPI | 最大 4,000 DPI |
| 接続方式 | Bluetooth / Logi Bolt(USBレシーバー) | Bluetooth /Unifying接続 (USBレシーバー) |
| ボタン数 | 6個 | 6個 |
| バッテリー | フル充電で最長70日 | フル充電で最長70日 |
| 充電方式 | USB-C | USB-C |
| 静音クリック | 対応(より静かに) | 非対応 |
| サイズ | 約100.5×65×34.4mm | 約100.5×65×34.4mm |
| 重量 | 約99g | 約99g |
3Sではセンサー精度が倍増し、より繊細な操作が可能になっています。
また、新たに静音クリックを採用している点も大きな進化ポイントです。
進化ポイント① 静音クリックで静かな環境でも快適
MX ANYWHERE 3Sの大きな特徴の一つが静音クリックです。
従来モデルではクリック音がやや目立つという声もありましたが、3Sでは静音スイッチが採用され、クリック音がほとんど気にならないレベルに。
この改良により、オフィスや図書館、カフェなどの静かな環境でも周囲を気にせず使用できます。
特にテレワークや会議中の作業では、キーボード音よりも静かなクリックが求められる場面が多く、この点でMX ANYWHERE 3Sは確実に使いやすくなっています。
購入を検討している方にとっては、「クリック音が静か」というだけで仕事の集中度が上がるというメリットが感じられるでしょう。
進化ポイント② センサー精度が倍増し、あらゆる場所で操作可能
MX ANYWHERE 3Sでは、DPIが4,000から8,000にアップ。
これはマウスの移動をより正確に認識できるという意味で、高解像度ディスプレイを使用しているユーザーや、繊細なデザイン作業を行う方にとっては大きな利点です。
また、ロジクール独自の「Darkfieldセンサー」により、ガラス面でも問題なくトラッキング可能。
出張先のホテルデスクやガラステーブルでもマウスパッドなしでスムーズに操作できます。
精密な動きが求められる作業や、外出先でも正確な操作を求める人にぴったりです。
進化ポイント③ 接続方式の刷新と快適なワークフロー
MX ANYWHERE 3Sは、新たにLogi Bolt接続に対応しました。
これにより、従来のUnifyingレシーバーよりも安定性とセキュリティが向上。
混線しやすい無線環境でも接続が切れにくくなっています。
また、「Logi Options+」ソフトウェアを使うことで、複数のデバイス間でカーソルをシームレスに移動できる「Flow機能」も利用可能です。
これにより、WindowsとMac、あるいはノートPCとデスクトップを横断して作業する人にも最適。
効率を求めるクリエイターやビジネスユーザーにとって、MX ANYWHERE 3Sは生産性向上に大きく寄与するマウスと言えるでしょう。
MX ANYWHERE 3SとMX ANYWHERE 3の違いまとめ
| 比較項目 | MX ANYWHERE 3S | MX ANYWHERE 3 |
|---|---|---|
| DPI | 最大8,000 | 最大4,000 |
| 静音クリック | あり | なし |
| 接続レシーバー | Logi Bolt | Unifying |
| 価格 | やや高め(約13,000円前後) | 約10,000円前後 |
性能向上に伴い価格は少し上がっていますが、静音性・精度・安定性という3つの強化ポイントを考えれば、価格差以上の価値があるといえるでしょう。
まとめ 静音性と高精度を求めるなら3Sが買い!
MX ANYWHERE 3Sは、モバイルマウスの理想形ともいえる完成度です。
軽量・高精度・静音という三拍子が揃っており、外出先や自宅のどちらでも快適に作業できます。
もし「MX ANYWHERE 3」からの買い替えを検討しているなら、静音クリックと高精度センサーの進化だけでも十分に購入する価値があります。
持ち運びしやすく、仕事の質を上げるマウスを探しているなら、MX ANYWHERE 3Sは間違いなくおすすめです。







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