G915X LIGHTSPEEDは買い?リニューアル版の進化ポイントを徹底解剖

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こちらでは、Logicool G G915 X LIGHTSPEEDの魅力を、リニューアルポイントに絞ってわかりやすく徹底解剖します。購入を検討している方に役立つ情報も盛り込みましたので、ぜひ参考にしてください。


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概要

G915 X LIGHTSPEEDはG913シリーズから大幅進化したLogicoolのハイエンドキーボード。薄型&耐久性アップ、PBTキー、3つの接続方式対応など強力なアップグレードを遂げています。その進化ポイントを詳細にご紹介します。


1. デザインとビルド品質

G915 X LIGHTSPEEDは薄型でありながら非常に剛性の高い造りが特徴です。前モデルG913ではアルミトッププレートの厚みが1.2mmでしたが、G915 Xでは1.5mmに強化され、たわみや歪みが抑えられています。薄さ23mmの本体ながら、アルミとスチールを組み合わせたフレーム構造で1080gと重量感をもたらし、打鍵時にしっかりした安定を感じられる仕様に進化しています。

また、素材がPBTキーキャップへ変更されたことで、摩耗やテカリに強く、長期使用でも表面劣化を抑えて美しさを保ちやすくなっています。さらには、フルサイズ/テンキーレスの選択肢があるほか、キー配置も見直されていて、特にゲーマー向けには誤爆防止の設計や専用Gキーの位置調整が最適化されています。Type‑C有線接続に統一されたことで取り回しも快適。LED内蔵かつアルミ外装との組み合わせにより、表示面の質感も上がり所有欲を満たす完成度です。

購入を検討されている方にとっては、見た目と打鍵時の信頼感の両立が重要なポイント。頻繁に持ち運ぶ用途でなければ、この重量・剛性感は十分にメリットとなります。また、薄さを重視するノートPCユーザーでも、本体の高さが低いため手首への負担も軽減されやすく、長時間タイピングの快適性向上にもつながります。


2. スイッチとタイピング感

G915 X LIGHTSPEEDでは、Logicool最新のGLメカニカルスイッチを搭載。リニア、タクタイル、クリッキーの3タイプから選べて、用途に応じた打鍵感を選択できます。各スイッチの共通仕様としてアクチュエーションポイントは1.3mmに短縮され、従来モデルよりもキー反応が高速化。ゲームプレイ時の入力遅延や指の疲労を軽減すると期待できます。

PBTキャップと相まって、キー押下時の安定感が向上し、キーのぐらつきやカタつきが減少したとの報告があります。そのため文章入力やゲーミングにおいて、確実な押下感・クリック感・打鍵音の明瞭さが魅力です。一方で「軽くてややガタつきを感じる」の声も一部あり、これは低プロファイル設計の宿命とも言えますが、滑らかさとスムーズさを求めるユーザーには好まれる傾向です。

購入をご検討の際には、自分がどのタイプの打鍵感を重視するかが重要です。たとえば、文章中心ならタクタイル、ゲーム中心ならリニア、オフィス用途ならクリッキー…と用途に合わせて選ぶと後悔が少ないでしょう。キーの軽さやカチャカチャ音の程度に敏感な方は、店頭での試打やレビュー動画のチェックがおすすめです。


3. 接続方式とパフォーマンス

G915 X LIGHTSPEEDはトリプルモード対応キーボードで、有線USB-C/Lightspeed 2.4GHz/Bluetoothの3方式をシームレスに切り替えて使用できます。LIGHTSPEEDの記載がない通常版は有線接続のみです。有線接続は安定かつ最小レイテンシ、有線モデルでのゲーム用途にも信頼性があり、RTINGSの評価では遅延時間を極小化し「ゲーム性能8.7/10」と高評価を獲得しています。

2.4GHz無線接続は付属のレシーバーで接続レスポンスが極めて速く、実際に「遅延体感ゼロ」との声が多く、オンラインFPSやアクションゲームにも十分対応。Bluetooth接続では最大3台のデバイスとペアリングでき、多様なデバイス間での切り替えが容易なのが魅力。ただしゲーミング用途では2.4GHz無線のほうがより安定し、Bluetoothは主に日常使用やモバイル作業時向けと割り切るのがおすすめです。

購入者目線では、「キーボードはデスク固定で使いたいか、それともノートPCやタブレットと併用したいか」をまず考えるべき。異なる作業環境で複数デバイスを使う場合、Bluetoothでの切替容易さが便利になります。一方で、eスポーツやタイミング重視のゲームを重視するなら2.4GHz無線または有線接続が最も安定。接続方式に迷うなら、「とりあえず2.4GHzで使いながら、複数デバイス併用ならBluetooth」など、ライフスタイルに応じて使い分けられる柔軟さも強みです。


4. バッテリー寿命と追加機能

G915 X LIGHTSPEEDのBluetooth・2.4GHz無線モデルは、高効率バッテリーを搭載し、バックライトOFFで最大1000時間の駆動が可能という公称スペックを持ちます。実際、LEDを多用しない環境では数カ月にわたり充電せずとも安定利用ができ、毎日のUSB-C充電ストレスも少なめです。バックライトオンで使うと数十時間程度持続するため、ライトを常時使用するユーザーも安心して利用可能。

また、G915 Xはメディア専用キー、音量ダイヤル、9つの専用Gキー(カスタムキー)、および全キー割り当て可能なKEYCONTROLに対応。RGB設定からマクロ登録までLogicool G-Hubソフトウェアで自由にカスタマイズできます。マルチメディア操作や作業効率を支える機能が豊富に装備されているため、ゲーマーやクリエイターなどにも用途に応じたショートカットキーが非常に便利です。

検討者にとって重要なポイントは「どれくらいの使用頻度でバッテリー充電が必要になるか」。ライトやGキーを多用するなら1週間に1回程度、控えめなら数週間〜数カ月。USB‑Cケーブルを使えば有線接続しながら充電もできるので、長時間のデスクワーク中でもバッテリー切れを気にせず使える点も魅力です。

 


5. メリット・デメリットまとめ

メリット

  • 薄型・剛性感:1.5mmアルミ+スチール構造で剛性が高く、安心感があります。
  • PBTキー:耐摩耗・耐テカリに優れ、長期使用でも見た目や操作性が維持されやすい。
  • 打鍵スイッチ:アクチュエーション1.3mm、3タイプスイッチで用途に合わせた最適設計。
  • 接続方式:有線・2.4GHz無線・Bluetooth対応でデバイス切替がしやすく、多用途に強い。
  • バッテリー:最大1000時間駆動、RGBやメディアキーも対応しつつ充電頻度が少ないのは嬉しい。
  • カスタマイズ:専用Gキー、ボリュームダイヤル、Macro登録など作業効率アップにも対応。

デメリット

  • 高価格帯:ハイエンド仕様ゆえ価格も高く、コスパ重視ユーザーには手が届きづらい。
  • キーの軽いカタつき:設計上の薄型化の影響で、好みにより安定感に物足りなさを感じる人も。
  • 接続方式制限:Bluetoothはマルチペアリング不可(一度に3台間切替可)ため、複数台常時接続には不向き。
  • 重量:携帯性には劣るため、外出先で頻繁に使う方にはやや重く感じる場合も。

購入を検討する際のポイントとして、「用途」「使う場所」「接続方式」「価格帯に対する満足度」の4点を特に意識して選ぶと、失敗しにくい判断ができます。


仕様一覧表

項目仕様
本体サイズ薄さ約23mm、フルサイズ/テンキーレスタイプ選択可(テンキーレスタイプはパッケージにTKLの記載)
重量フルサイズ約1080g/テンキーレスタイプ約860g
トッププレート厚1.5mm アルミ合金
キーキャップPBT
スイッチGLメカニカルスイッチ(リニア/タクタイル/クリッキー)
アクチュエーション1.3mm
接続方式USB‑C(有線)/LIGHTSPEED 2.4GHz/Bluetooth
最大バッテリー駆動時間バックライトOFF:約1000時間、ON時:数十時間
RGBライティング対応(フルキーRGB + メディアキー)
専用キーメディアキー、音量ダイヤル、9Gキー(Macro登録可能)
ソフトウェアLogicool G-Hub対応(キー割り当て/マクロ/ライト調整など)

購入を検討しているあなたへ

G915 X LIGHTSPEEDは、デザイン性・耐久性・接続方式・打鍵性能すべてにおいてハイエンド志向のユーザーに特化したモデルです。そのため、価格に見合う価値を感じられるかどうかがポイント。特にゲーミングプロ用途や黙々と文章を書くライター、映像編集者など、安定性と打鍵快適性を重視する方には大きなメリットがあるでしょう。

逆に、ノートPCの外付けキーボードとして外出先でも使いたい方には重量やBluetoothのペアリング制限が気になる場面もあるかもしれません。購入前には、自分の「使い方・使用場所・重視したいポイント」に照らし合わせて検討することをおすすめします。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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