今回は、縦型マウス MX Vertical MXV1s が「なぜ手首に優しいと言われるのか？」を分かりやすく解説します。購入を検討している人が気になるポイントもまとめているので、迷っている方の判断材料にもなる内容だと思いますので是非ご覧ください。
MX Vertical MXV1sの概要とスペック
まずは、MX Vertical がどんなマウスなのかをざっくり理解しておきましょう。
縦型マウスといっても何が違うの？という疑問に答えるために、基本スペックを一覧にまとめています。
フランクに言うと「普通のマウスを立てただけ」ではなく、手首・腕の負担を減らすために角度や重心が細かく作られた“人体工学マウス”という立ち位置です。
MX Vertical MXV1s 主なスペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 角度 | 約57°の自然な握手ポジション |
| 重さ | 約135g前後 |
| 接続方式 | Bluetooth / USBレシーバー / USB-C有線 |
| DPI | 4000 |
| バッテリー | フル充電で最大4か月（急速充電対応） |
| ボタン数 | 4ボタン＋ホイール |
| サイズ感 | 中〜大きめの手にフィットしやすい |
スペックだけ見ると一般的な高性能マウスと似ていますが、最大の特徴は「手首がねじれない角度」と「負担を分散する形状」。この点が、長時間作業の疲れに大きく影響してきます。
購入を検討している人は「手のサイズが合うかどうか」もポイントになります。
縦型マウスは高さがあるため、小さい手だと持ちにくいことがありますので、その点も後ほど詳しく解説します。
なぜ“縦型”は手首に優しい？ — 自然な角度で負担を軽減
縦型マウスがなぜ手首に優しいのか？その理由を簡単に言うと、
「手首をひねらない＝前腕の筋肉を使いすぎない」からです。
一般的なマウスは、机に手のひらをベタッと乗せて、手首を内側にひねった状態で使います。実はこの体勢、前腕の回内筋（手のひらを下に向けるときに使う筋肉）にずっと負荷がかかります。
一方、MXV1s の57°角度は“握手するときの自然な姿勢”に近く、回内筋の負担が少ない。
筋肉の緊張が弱まり、肩や肘にも余計な力が入りません。この姿勢になるだけで「手首ってこんなに楽になるのか」という理由が理解しやすいと思います。
また、縦型の形状は手の側面を支えるように作られており、手のひら全体で重心を受け止められるため、1か所に力が集中しないのもポイントです。
購入を考えている人は、「マウスを持つ瞬間に手が自然に乗っかる感じがあるか」をチェックすると後悔しにくいです。
MXV1sのデザインが負担軽減にどう関わるか
デザイン面でも手首ケアの工夫が詰め込まれています。
「ただ縦にしただけのマウス」とは違い、指の置き場や親指スペース、ホイールの角度など細部まで“負担を分散する形”にこだわって作られています。
例えば、親指部分には軽く凹んだスペースがあり、ここに親指を置くことでマウスの横揺れを防止。握力をほとんど使わずに保持できます。
さらに、ボタンの高さや配置が自然な指の曲線に合わせられているため、“無理に動かす”感覚が少ないのが特徴。
普段のマウスでクリックする際、意外と指を曲げる角度に負荷がかかっているのですが、縦型だとクリック動作の方向がへ自然になるので負担が減ります。
購入前のチェックポイントとしては「店頭で軽く握ってみて感じるフィット感」。特に小さい手の人は高さが気になりやすいため、サイズが合うかどうかは重要です。
購入を検討しているあなたへ — 選ぶ際に知っておきたいポイント
縦型マウスは慣れが必要と言われがちですが、実際には「思っていたより違和感がない」という声も多いです。特にPC作業が長い人、肩こりや手首の疲れが気になる人にはメリットがあります。ただし、以下は購入前の大事なポイントになります。
- 手のサイズとマウスの高さが合うか
→ MXV1s はやや大きめなので手が小さい人には持ちにくい場合も。 - 細かい操作や高速カーソル移動をする作業が多いか
→ 縦型は安定性優先のため、ゲームや高速編集作業では好みが分かれます。 - 机の高さ・椅子の位置が適切か
→ 手首の角度が合わないと効果が半減します。
購入の決め手としては「長時間作業の負担を減らしたいかどうか」です。
単に“面白い形のマウス”ではなく、“作業環境の改善ツール”なので、デスクワークが長い人ほど相性が良いと言えます。
是非参考にしていただき、快適なデスクワークを目指してください。
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